メンタル編 初心者講座

メンタル崩壊の原因【バイナリーオプション】

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メンタル崩壊から暴走トレードに至る原因

 

前回の勝ち組トレーダーへの最後の壁・メンタルでは、勝ち組への最後の関門がメンタルであると書きました。今回は、そのメンタル問題について詳しく書いてみます。

 

過去検証やデモトレードで手法の優位性を確かめ、資金管理も考え満を持してリアルトレードを始めたものの、なぜか勝てない。

その理由はメンタルにあるかもしれません。(ルール通りにやってて勝てないならメンタルではなくルールに問題があります)

 

リアルトレードではちょっとしたことでメンタルが崩れ、ルールを無視したクレイジーなトレードをしてしまう、または今がチャンスだとわかっているのにエントリーできないってことがあります。

前回の記事で書いた5つの問題、ポジポジ病・ポジれない病・チキン利食い・チキン損切り・暴走トレードがこれにあたります。

言うまでもなく検証段階ではこういうトレードはしてないはずですから、これらはすべてルール違反です。ルール違反をしていれば検証通りの結果にならないのは当然ですよね。

 

後から振り返るとなんてバカなことを・・・と思うのですが、困ったことにやってる時は真剣そのものなんです。

たとえばポジポジ病を発症している間というのは、まったく根拠もなくトレードしてるわけじゃなく、「その時だけ見えてる」トレード根拠に従ってトレードしてるんですね。

 

ですがその根拠は当然何の検証もしてないので、優位性はありません。1/2の丁半博打をしてるのと何ら変わらず、当然長期的には必ずマイナスになります。

運がいい時はこんなトレードでも勝てますが、必ずマイナスになる時が来るので、「余計なことをして損失を出してしまった。なんとかプラマイゼロまで持っていかなくては・・・」と焦り、更なる負けを呼んで暴走モードに入り、口座をふっ飛ばすわけです。

 

これをやらかしているうちは、いくら普段はルール通りにトレードしてコツコツ勝っていても、そのうち全部吐き出してしまうので結局勝つことができません。

なぜこんなことになってしまうのでしょうか。

 

その理由は、「それが本能だから」です。

 

 

トレードと本能

 

バイナリーオプションに限らず、株でもFXでも、「投資で勝っていくためには本能を克服する必要がある」とよく言われます。

トレードというものは、人間の本能に従ってやっているとボロ負けするようになっているのです。

 

突然ですが、以下の2つからどちらかを選んでみてください。

① 必ず10万円もらえる
② 50%の確率で20万円もらえるが、50%の確率で1円ももらえない

あなたなら①と②どちらを選ぶでしょうか。管理人なら迷わず①を選びます。この場合、多くの人が①を選ぶそうです。

 

では逆に、以下の2つから必ずどちらかを選べと言われたらどちらを選ぶでしょうか。

① 必ず10万円を失う
② 50%の確率で20万円失うが、50%の確率で損失はゼロ

この質問をすると、多くの人が②を選びます。管理人も②を選びました。

 

以上はトレードのメンタルを語る時によく用いられる質問で、「人は利益が得られそうなときはリスクを嫌い、損失を被りそうなときはリスクを好む」という人間の性質をわかりやすく理解できます。

なお上の質問はどちらも期待値は同じです。

 

これがトレードとどう結びつくのでしょうか?

株やFXで言うなら、含み益が出ている時はさっさと利確して利益を確保したくなります。逆に含み損を抱えている時は損切りをしたくなくていつまでも塩漬けしてしまいます。

利益を伸ばすことはガマンできず、損失はいくらでも伸ばしちゃうのでいわゆる「利小損大」になってしまい、小さく積み重ねた勝ちを1度の負けですべて吐き出すということになるわけです。・・・管理人も身に覚えが・・・。

 

ではバイナリーオプションではどうかと言うと、実は同じようなことが起こるのです。

バイナリーオプションは最初からリスクが確定しているので、どんなに予想と逆行しても壊滅的なダメージを負うことはありません。どんな失敗トレードでも1敗は1敗。次の1勝で取り戻せます。

というのは本当なんですが、リアルトレードでは実は利小損大をやってしまうことがあります。それは「負けた時」または「負けそうな時」に起こりやすい現象です。

 

ここだ!とエントリーして巡行すればよしよしと大人しく判定を待ちます。次のトレードも冷静にルール通りトレードできます。

ですが逆行すると、途端にこの逆行ポジ(=損をしそうな状況)をなんとかしたいという衝動に駆られます。

こういう時にやっちまいやすいのが、逆行ポジを相殺するためのポジ追加・連打です。

 

こうした行動は検証段階ではまったく想定していない行動で、立派なルール違反。

検証していないトレードをしているのと同じですから、その行動に優位性はないと言えます。

そしてポジ追加で負けると、本当なら1敗で済んでいたものが2敗や3敗になります。

 

で、さらに悪いことに一度ルールを破ると「クソッ、やっちまった!次で取り戻そう!」そう思って次はいつもより投資額を上げたり、本来なら入るべきでないところで入って無理やり取り戻そうとしてしまいがちです。

アタマに血が上っている状態では冷静にチャンスを待てず、またまたルール外のトレードをしてさらに損失を膨らませてしまいます。いわゆる暴走トレードに陥りやすくなるわけです。

 

勝つときはルール通りに1勝で終われますが、負けた後はルールを逸脱しやすく、本来1敗で終わっていたはずのポイントで2敗3敗、酷い時には全損なんてこともある。

これがバイナリーオプションでの利小損大です。損失が目の前にあるとリスクを好むようになる、まさに本能通りと言えますね。

 

こういうトレードを繰り返していると、やがてトータル損失が大きくなりすぎて負けを極端に恐れるようになり、エントリーすることすら怖くなります。

負け癖がついてしまい、ルール通りのパターンなのに負けた時の光景がチラついてエントリーできない。エントリーしてもわずかな巡航や逆行で転売して薄利・微損で終わらせてしまう。

いわゆるポジれない病・チキン利食い・チキン損切りですが、これらも完全なルール違反のトレードですから、もちろん期待値はマイナスです。

 

こうした行動は人間の損失回避性から来るものです。

先ほどの質問と似ていますが、50%の確率で10万円もらえて、50%の確率で10万円を失うクジがあったら、あなたはやりたいでしょうか?

この質問には多くの人がNOと答えるそうです。

 

その理由が人間の損失回避性で、同じ10万円であれば、得られるという期待よりも、失うかもしれないという恐怖の方が強く意識されるんです。

本来、この恐怖は「ルールに従っていれば勝てる」という理性で抑えるものなのですが、負けのイメージが頭にこびりついてしまうとそれができなくなっちゃうんですね。

 

わかっちゃいるんです。ルール通りにやらないといけないことは。

でもそれが本能なんです。メンタルやられると「俺はダメなやつなんだ・・・」と落ち込みますが、それはあなたが普通の人間である証拠です。メンタルやられない奴がおかしいんです。

機械の様にルール通りの行動だけできればいいですが、そうはいかないのが普通の人間というものなんですね。

 

これを理解したからってメンタルが強くなるわけではないですが、誰しもそういうものなんだって思うと少しだけ心が軽くなると思います。

でも「普通じゃなくていいから勝ちたいです」と思いますよね。

では本能を克服するにはどうしたら良いのでしょうか?その答えについては次回の記事で書いてきます。ではでは。

 

 

初心者講座 目次

 

~全体をざっくり5記事にまとめたもの~

 

~基礎知識編~

 

~手法編~

 

~資金管理編~

 

~メンタル編~

 

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